CASE FILE 04 / 相続
数十年前の生前の資金援助を、通帳や日記からたどった遺留分訴訟の事例
何十年も前の、生前の資金援助。
通帳、日記、古い資料から事実をたどった。
- START
遺留分をめぐる裁判で、相続人それぞれが父から受けていた生前の援助が大きな争点となりました。
車の購入、結婚、住宅、事業資金、不動産。
問題となったのは、「何十年も前に行われた親から子へのさまざまな援助」でした。
- ISSUE
昔の出来事について、「父からもらった」「いや、もらっていない」と主張するだけでは裁判は決まりません。
一方、依頼者が管理していた父の預金についても、多数の引出しがあることを理由に、依頼者が利益を得たのではないかと問題にされました。
- ANALYSIS
預金履歴、振込記録、保険、不動産関係資料、そして「父が残した日記」まで確認。
相続人ごとに、いつ、いくら、何のためにお金が動いたのか、その裏付けとなる証拠は何なのかを整理しました。
さらに、父と長年交流のあった第三者などからも当時の状況を確認し、古い出来事を可能な限り再構成しました。
- ACTION
相続人ごとに、生前の資金援助、証拠、相手方の主張、それに対する反論を一覧化。
依頼者が管理していた預金についても、「『預金が減った』ことと、『依頼者がそのお金を取得した』ことは別。」
父の生活費、介護関係費、修繕費などの支出を追い、引出しの意味を一つずつ検討しました。
本人や関係者の陳述書を作成し、本人尋問・証人尋問まで見据えて立証しました。
- RESULT
最終的には裁判上の和解が成立。
長期間にわたる生前の資金援助や預金の使途をめぐる紛争を解決しました。
過去の個別事例であり、同様の結果を保証するものではありません。
関連する解説遺産の使い込み。「預金が減っている」と「使い込まれた」は、別の問題。
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