着手金と業務の範囲
ご依頼時に必要な金額と、どこまでの対応を含むかを確認します。着手金は、希望する結果が得られなかったことを理由に返還するものではありません。途中でご依頼を終了した場合の精算は、契約内容に従います。
FEES / 弁護士費用
何を依頼できるのか。
最初にいくら、解決したときにどう計算するのか。
進め方と費用を、私からご説明します。

来所でのご相談・1回60分
相談では事情と資料を確認し、見通しや費用の目安をお伝えします。代理交渉・正式な調査・書面作成等は有料です。ご依頼の範囲と費用は、契約前に確認します。
当事務所は、相続、離婚に伴う財産分与、不動産、債権回収など、財産の調査・評価・交渉を伴う案件を中心に取り扱っています。
この種の案件では、資料を読み込み、財産関係を整理し、法的な見通しを立てるまでに、対象額の大小を問わず一定の時間を要します。着手金の最低額を低く設定していないのは、そのためです。
他方、対象額が大きくなるほど作業量が比例して増えるわけではありません。そこで対象額に応じた料率はむしろ低めに設定し、財産額が大きくなっても着手金が急に膨らまないようにしています。
複雑な財産関係を抱えた一定規模以上の案件ほど、ご依頼いただきやすい料金設定を目指しています。
以下は当事務所の弁護士費用の基準です。表示金額はすべて税込です。価格帯は上限額ではありません。費用はご相談時に口頭などでご説明し、正式な金額・業務範囲・報酬の計算方法は、お見積書や契約書で確認します。
STANDARD RATE / 基本となる段階料率
相続・財産分与・債権回収などでは、次の料率を基本とします。全額に一つの料率を掛けるのではなく、それぞれの金額帯に対応する料率を掛けて合計します。
| 経済的利益 | 着手金 | 報酬金 |
|---|---|---|
| 300万円までの部分 | 5.5% | 17.6% |
| 300万円超~3,000万円の部分 | 3.3% | 11% |
| 3,000万円を超える部分 | 2.2% | 6.6% |
着手金の最低額は原則33万円です。事案の難易度・作業量・緊急性などにより調整し、適用する経済的利益と計算方法をお見積書や契約書に記載します。
経済的利益が1,000万円の場合、着手金は300万円×5.5%+700万円×3.3%=39万6,000円。報酬金は300万円×17.6%+700万円×11%=129万8,000円です。
不動産や株式を含む財産を、調べ、評価し、分けるために。
遺産分割の着手金
段階料率最低33万円
金額は税込協議から調停・審判・訴訟へ進む場合の追加着手金、鑑定等の外部費用は、事前にご説明します。
長年築いた財産について、根拠をもって交渉するために。
協議(交渉)の着手金
33万円
金額は税込婚姻費用・養育費は、報酬計算の対象となる期間を契約前に決めます。不動産は住宅ローンを考慮し、採用する評価方法を明示します。
請求できる金額と、実際に回収できる見込みを見極めます。
交渉の着手金
段階料率最低33万円
金額は税込回収見込み額が小さい場合や、相手方の資力から回収が難しい場合は、費用との釣合いを率直にお伝えします。
共有、借地、立退き。財産の価格だけで費用を決めません。
複雑な資産紛争の着手金
55~110万円程度
金額は税込地代・賃料の増減額は、増減額の何年分を報酬計算の対象にするか、契約前に明記します。
これからの生活と、ご家族の財産の問題を見据えて。
弁護士費用特約がない場合
着手金0円回収額の11%+22万円
金額は税込死亡事故に相続問題が伴う場合は、賠償請求に含まれる業務と、別途必要な遺産分割等の業務・費用を整理してお示しします。
相続、株式、債権回収が絡む問題を、案件単位で。
初期の資料調査・方針検討
22~33万円程度
金額は税込顧問契約のない企業からも、個別案件についてご相談いただけます。顧問契約は対応時間と業務範囲を確認のうえ、個別にお見積りします。
高収入・長期勤続の労働者側案件を中心にお受けします。
交渉の着手金
33万円
金額は税込大企業・中堅企業の従業員、役員・専門職、長期勤続者などの不当解雇を主な対象とします。公務員の免職は手続が異なるため、別途お見積りします。
申立てに必要な費用を、資金の準備も含めて確認します。
廃業した個人事業主
55~88万円程度
金額は税込任意整理・個人再生・過払い金請求はお受けしていません。申立費用を準備できることを前提とし、手元資金や親族援助の予定も確認します。
BEFORE YOU DECIDE
ご依頼時に必要な金額と、どこまでの対応を含むかを確認します。着手金は、希望する結果が得られなかったことを理由に返還するものではありません。途中でご依頼を終了した場合の精算は、契約内容に従います。
どの財産・回収金額を対象に、どの料率を掛けるか。不動産の評価や支払時期も、あらかじめ決めます。
調停・訴訟等への移行費用や、印紙代・郵便代・交通費・鑑定費用等を説明します。追加の有料業務は、内容と費用を確認してから進めます。
COST EXAMPLES
ご本人が取得を求める3,000万円のうち、遺産の範囲や相続分に争いのない部分が2,400万円、争いのある部分が600万円あり、最終的にその全額を取得した例です。着手金・報酬金とも、争いのない2,400万円の3分の1(800万円)と、争いのある600万円の全額を合計した1,400万円を経済的利益とします。
着手金:300万円×5.5%+1,100万円×3.3%=52万8,000円。報酬金:300万円×17.6%+1,100万円×11%=173万8,000円。
離婚成立報酬33万円と、経済的利益に対する段階報酬を加えます。
交渉のみで終了した例です。着手金は計算上23万1,000円ですが、最低額の33万円となります。
すべて税込の架空の計算例であり、解決実績や結果の予測ではありません。実費・追加手続の費用は含みません。実際の費用は、個別のお見積書や契約書で確認します。
いいえ。お見積りを持ち帰って、ご検討いただけます。もちろん、業務内容と費用をご説明したうえで、ご納得いただければ、その場でご契約いただくことも可能です。
契約後のご連絡や資料のやり取りは、記録が残るメールを中心に行っています。ご希望があればLINEも利用できます。もちろん、ご来所での相談を希望される場合には、面談でのお打ち合わせも可能です。
まとまった財産の取得や回収が見込まれる場合は、着手金や報酬金の支払時期を調整できることがあります。事件の見通しを確認してご案内します。破産申立ては、必要資金の準備状況を別途確認します。
終了までに行った業務、発生した実費、達成した成果等に応じて精算します。返還の有無や精算方法は、ご契約時に書面で確認します。
「弁護士が必要なのはわかっている。そのために費用がかかることも理解している。でも、弁護士に相談したことがないので、何をどう進めればいいのかわからない。」
当事務所にご相談に来られるのは、そうした方が中心です。
そのような方にとって、実際に相談してみたら、自分が必要としていたものと弁護士から提供されるものが違っていた。それでも相談料は支払わなければならない――というのは、金額の問題とは別に、少し悔しいものだと思います。
相談料そのものが惜しいわけではありません。「思っていたのと違った」「お金を払ったのに、自分が求めていたものではなかった」。そんな気持ちには、できればなりたくない。それは誰にでもある自然な感覚ではないでしょうか。
私自身も、よく知らない分野で誰かに仕事をお願いするときには、同じように感じます。金額よりも、「頼んでみないとわからない」ということのほうが、最初の一歩を踏み出すブレーキになることがあります。
弁護士への依頼は、決して安いものではありません。だからこそ、まずは実際に話をしてみてください。どのような弁護士なのか。どんな考え方で、どのように事件を進めるのか。そして、ご自身の問題を任せられそうか。
それを確かめたうえで、依頼するかどうかを決めていただきたい。
そのため、当事務所では初回のご相談を無料としています。
ご本人の来所を基本としています。ご家族の同席・予約や、特別な事情がある場合のご相談は、相談案内をご覧ください。
CONTACTご相談の予約
不動産、預貯金、会社の株式、取引の記録。
お手元の資料から、杉山弘剛が一緒に整理します。
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業務内容と費用をご説明したうえで、ご依頼を検討いただけます。
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